チェンソーを使った木の伐採や枝切り作業は、危険が伴います。安全な作業環境を確保するためには、適切な装備が欠かせません。今回は、チェンソー作業時に必要な装備について紹介します。安全を最優先にした装備で、作業を行いましょう。
1.防護服
木の切断時には、丈夫な素材で、身体に合い、身体の動きを制限しない衣服を着用してください。
だぶだぶな上着ではなく、切断防止機能付きの身体にぴったりした防護服を着用しましょう。
また、足元や脚部への怪我にも注意が必要です。防護ズボンは、チェンソーによるケガから下半身を守る役割があります。防刃性があるものを選び、安全な作業環境を構築しましょう。
※枝、やぶ、または機械の可動部品等に引っかかる衣服や、スカーフ、ネクタイ、装身具は身に付けず、長髪はヘルメットに押し込んでください
2. 耳栓またはイヤーマフ
チェンソーの作業中は騒音が激しいため、聴覚保護が必要です。耳栓やイヤーマフを使用して、騒音から耳を守りましょう。自分専用のものを使いましょう。
3. 防塵ゴーグル
木の切断時には木くずや粉塵が舞い上がります。目を保護するために防塵ゴーグルまたはフェイスシールドを装着しましょう。クリアビジョンを確保し、安全な視界を保つことができ、目を負傷する危険を低減します。
4. 手袋: 手の安全確保
チェンソーを扱う際は、手の保護が不可欠です。特に防刃性のある手袋を使用することで、誤ってチェンソーに手を触れてしまった際のケガを軽減できます。切断防止機能付きの手袋があるとより良いでしょう。
5.ヘルメット
チェンソー作業時には、頭部を保護するためのヘルメットが不可欠です。軽量で通気性の良いものを選び、顔面保護がついていると尚良いです。木の伐採や枝切り作業では、落下物や枝が頭部に直撃する可能性があるため、しっかりと頭部を守りましょう。
6. 安全ブーツ
安全ブーツは、滑りにくく、足首やつま先を保護するための重要なアイテムです。不安定な地面や切り株に足を取られないよう、しっかりとした安全ブーツを履くことで、足元の安全を確保できます。切断防止素材が使用され、靴底が滑らず、爪先に鋼板が入った靴を履いてください。